大路を走らば

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アラジン(2019年)感想 異国と魔法ってわくわく!

監督:ガイ・リッチー

音楽:アラン・メンケン

出演:ウィル・スミス、メナ・マスード

製作国:アメリ

上映時間:128分

 

 

あらすじ(映画.com様より抜粋)

生きるために盗みを働きながらも真っ直ぐな心を持ち、人生を変えるチャンスをつかもうとしている青年アラジンと、自立した心と強い好奇心を抱き、自由に憧れる王女ジャスミン。2人の運命的な出会いをきっかけに、それぞれの願いは動き始める。そしてアラジンは、邪悪な大臣ジャファーの甘い誘いに乗り、魔法の洞窟からランプを引き受けるが……。

 

 

 

観ってきましたよ!アラジン!

ガイ・リッチー監督ですよ!マスト観です!

最近ディズニーの実写化多いですよね。

なんとなくツボを押さえた監督起用をしてる気がするので、結構期待してるんです。前回も「ダンボ」にティム・バートンはなんか納得しましたし、今回のガイ・リッチーもなんかアラジンには合うかもと思ったもんです。

とまあ、期待度そこそこ高めで観に行ったわけですが、、、

 

 

 

MY評価:82点

 

 

 

いやー!実に良かったですよ!

ディズニーらしさもありアラジンでありながらも、一つの映画作品として良く出来てます!実写映画化の中では最高レベルなんじゃないでしょうか。

アニメの実写化って、原作から掛け離れてもダメですし、原作なぞられ過ぎても、アニメと現実のギャップに違和感を覚えちゃいがちなんですよね。

それを今回はいい塩梅で原作要素を抽出して、アレンジを加えてきてるわけです!

 

まずアラジンが、平民っぽい!

原作の見た目だと良いとこのお坊ちゃんにも見えるんですが、ちゃんと平民らしさが漂うナイスキャスティング。

何処と無く感じるボンクラ感がたまらない!これが地に足がついてて良い!

 

ジャスミンが、強い!

最近の潮流ではありますが、ただの護られる系ヒロインではなく、芯の強さを持った女性として描かれてます。

地下牢に送られそうになり、歌い始めた時は、”牢屋に送られるってのに、何格好つけてんねん”と眉をひそめそうになりましたが、その後の展開を見て、格好良い!すいませんでした!と土下座する勢いでしたよ。

 

ジーニーが、良い距離感!

ジーニーらしいコミカルな動きもありつつ、アラジンに親しくなりすぎてない。

アニメの方は結構すぐに打ち解ける所が良い奴過ぎるのですが、今回は良い距離感です。

 

そして、ジャファーに深みが出た!

昔はアラジン同様コソ泥だったって設定はジャファーに抜け目なさが加わって良かったと思います。

 

ミュージカルシーンも良かった!

フレンズライクミー、プリンス・アリ両方ともアニメに勝るとも劣らない仕上がり。ダンスという点では今回の方に軍配があがるかもです。

ダンスと言えばパーティでのエキゾチックなダンス!あのシーンのおかげで、なんだか架空の世界というより、現実と地続きな場所で物語が進んでる印象を感じました。なぜか。

 

ストーリーの展開も原作と大筋を踏襲して、少々ツィストを入れてて、アニメ見た人でも新鮮な気持ちで楽しめると思います。

私もアラジンって面白いな!と再確認させられましたもの。

 

エンタメ映画として、今年観たものの中で上位に入る事は間違いない、素晴らしい映画でした。

 

アラジンのアニメも久し振りに見てみようっと。

 

あやしうこそものぐるおしけれ