大路を走らば

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ハロウィン(1978年)過去感想 ホラーとは音楽と見つけたり

監督:ジョン・カーペンター

音楽:ジョン・カーペンター

キャスト:ジェイミー・リー・カーティス

製作国:アメリ

上映時間:91分

 

あらすじ(映画.com様より抜粋)

 

15年前、包丁で自らの姉を殺害したマイケルが精神病院を脱走し、ハロウィンの夜に故郷に戻る。担当医ルーミスの追跡をよそに、白いマスクをつけ、包丁を手にしたマイケルは殺戮を繰り返すことに。ベビーシッターのアルバイトをしていた女子高生ローリーも命を狙われるが……。

 

 

MY評価:70点

 

 

ハロウィンって映画のタイトルは聞いたことあるような無いような、ブギーマンって名前は「ナイトメアビフォアクリスマス」で聞いたことあるけど、、

くらいの状態でしたが、名作ってんで鑑賞したわけでした。

鑑賞は2年前です。

 

内容は凄くシンプルなんですよね。

精神病院から逃げ出したマイケルが、ハロウィンの夜に人を殺しまくるわけです。

もちろんお約束のいちゃつくカップルやおっぱいも登場します。

そして死にます。

最後、マイケル(ブギーマン)は銃で撃たれ、2階の窓から転落するのですが、

死んでおらず、姿を消す。

 

13日の金曜日」などの源流とも言われているだけあり、こう、素体なんですよね。

ラーメンでいうと支那そば。

だけど、ただの支那そばじゃない。上質な麺とスープを備えてます。

 

まずブギーマンの造形ですよね。

ホラーで大切な事ってやっぱり、化け物、幽霊、殺人鬼等のキャラクターですよ!

あのマスク、風貌、佇まいが魅力的!

一切声を発しないのもグッド!

意思はあるんだろうけど、会話が通じないんじゃないか?何を考えているかがわからない!という恐怖感がありますよね。「ノーカントリー」のアントンでも思わされますが、ただ人を殺す事を目的として動くその姿は、殺人という名の舞台装置というか、機械というか。理屈が通じず目の前に迫る死の権化だからこそ絶望を感じるわけです!

魅力的なモンスター、ブギーマンってキャラクターを生み出した時点で勝利ですよ!

 

そしてホラーに大切なのは音楽!

「ハロウィンのテーマ」は秀逸。

単一のリフレインが焦燥や疑念、不安を引き起こし神経を逆なで、そこに低音が入る!

嗚呼、この音楽だけで勝利です!

2勝です。

 

今見るとシンプルに感じる映画ですが、

確実に心に残る映画だと思います!

 

あやしうこそものぐるおしけれ