大路を走らば

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シャザム!(2019年)感想 日常パートが非常にエモい!最後の演出はそういうとこだぞDCEU

監督:デビット・F・サンドバーグ

音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ

出演:ザカリー・リーバイ、アッシャー・エンジェル

製作国:アメリ

上映時間:132分

 

あらすじ(映画.com様より抜粋)

身寄りがなく里親のもとを転々としてきた少年ビリーはある日、謎の魔術師からスーパーパワーを与えられ、「S=ソロモンの知力」「H=ヘラクラスの強さ」「A=アトラスのスタミナ」「Z=ゼウスのパワー」「A=アキレスの勇気」「M=マーキューリーの飛行力」という6つの力をあわせもつヒーロー「シャザム(SHAZAM)」に変身できるようになる。筋骨隆々で稲妻を発することができるが、外見は中年のシャザムに変身したビリーは、ヒーローオタクの悪友フレディと一緒にスーパーマン顔負けの力をあちこちで試してまわり、悪ノリ全開で遊んでいた。しかし、そんなビリーの前に、魔法の力を狙う科学者Dr.シヴァナが現れ、フレディの身に危険が及んでしまう。遊んでいる場合ではないと気付いたビリーは、ヒーローらしく戦うことを決意するが……。

 

 

 

シャザム!ってんで観てきましたシャザム!。言いたくなりますね、シャザム!

MCU追うならDCEUも追わなといった感じで、映画館で全部観てますDCEU作品。

「マンオブスティール」の決着でやきもきし、「バットマンVスーパーマン ジャスティスの誕生」でモヤモヤし、「スーサイドスクアッド」で勿体ない!と思い、「ワンダーウーマン」で壮絶にツッコミ、「ジャスティスリーグ」でうーんと思い、「アクアマン」でダセェ!と思ったわけです。

DCEUは方向性を模索してるんですよね。その過程が面白いので追っちゃうんです。

素材はMCUより良いものを持ってるんですから、良い方向性に舵が取れれば跳ね上がる可能性を秘めてるはずなんですよ!

と、DCEUの覚醒を期待しつつ劇場に向かったわけです。

 

 

 

MY評価:70点

 

 

 

ツッコミたい所、雑な所は多々あるけど、確実に良くなってきているぞ!DCEU!

今回の見所は主人公の生い立ちと生き別れの母との邂逅ですよね、これがエモい!

良き里親ファミリーと母を探し続ける主人公のまぁ、エモい関係性ですよ。

これだけで一つの作品できちゃうんじゃないのって満足感ですよ!

日常パートがグンバツに良い作品!

これは間違いない!

 

たーだ、ヒーローパートとの調和やハーモニーは薄かったかなと。

親友(?)がヴィランに捕まった!ピーンチのタイミングで母親に会いに行くパートが入るのはちょっと、え?このタイミングで!?と思ってしまいました。

 

日常パートの調和という点でいうと、主人公の通常の性格とシャザムになった時の性格違いすぎない!?ってのが一番気になりましたね。そこはキャラを擦り合わせて欲しかったところです。

 

悪役の動機ややってる事もちょっとうーんでしたね。

特に7つの大罪要素がほぼ無い!

とってつけたように父親に対して「お前は強欲だから強欲に殺させるね!」ってやったくらいでしたね。

 

と、スーパーヒーローパートに不満が出てますが、途中で杖をああしてああなるところは、そう来たか!と唸りましたね!!良いところはあるんですよ!

それにシャザムのキャラも好きですね!見た目が渋いけど超子供っぽいって見てて楽しいですもの。

毎回期待を込めて観に行っちゃうので、ましてやMCUって対抗馬がいるからってのもあるんですけど、辛口になっちゃうんです。

そんな色眼鏡がなければ、普通に楽しい映画作品であることは間違いないです!

本当にちょっと惜しいんですよね。

続編があったら確実に観ますよ!

 

 

ただもう1点!本当にここはMCUに勝てないぞ!頑張れよ!と本当に思ったところがあるんです。

それは最後のあの人の登場ですよ。MCUならちゃんと本人を出してましたね。100歩譲って本人出さないなら衣装はJL時のものにしてくださいよと非常にそこは、何というか手を抜くなよと思いました!!!

 

そういうところだぞ!!DCEU!

頼むぞ!

エンドロールの絵に出しゃいいってもんじゃないぞ!

そういう片手間でやらしいところだぞ!

頑張ってくれよ!

期待してるぞ!

 

あやしうこそものぐるおしけれ